環境変数?
なんだか聞きなれない言葉ですね。
普通にネットサーフィンしている分には全く気にならないというか、普通にインターネットを楽しんでいるなら気付かずにいる人もいるでしょう。
でも、自分がネットを徘徊しながら流している情報って興味ありませんか?
まずは、ちょこっと環境変数の紹介をしましょう。
(一部省略)
HTTP_ACCEPT |
ブラウザが扱える情報(LANGUAGE=ja:日本語など) |
HTTP_REFERER |
リンク元情報(どこのページから飛んできたのか) |
HTTP_COOKIE |
クッキー情報を格納 |
HTTP_USER_AGENT |
ブラウザ・OS情報(インターネットエクスプローラー・WindowsXPなど) |
REMOTE_ADDR |
IPアドレス |
REMOTE_HOST |
ホスト名もしくはIPアドレス |
REQUEST_METHOD |
GET・HEAD・POSTのどれか |
SERVER_PROTOCOL |
HTTPプロトコルのバージョン |
SERVER_SOFTWARE |
Webサーバー(Apacheなど) |
サイトに流す自分の情報の主なもの:簡単バージョン
- サイト訪問回数
- リファラー(どこのページから飛んできたか・検索キーワードは何か)
- ブラウザ・OS
- ISP(プロバイダ)
- モニター解像度
- IPアドレス(自分のPCについている番号のようなもの)
環境変数というのは、自分のPCから流されている情報です。
簡単に書けば上の一覧の情報が送られているという事になります。
【ちょっとわかりやすく書いてみましょう】
インターネット接続をしていても、ブラウザも何も起動せずページも見ていない状態なら、自分のPCから流れる情報は基本的には拾われる事はありません。(例外を除いて)
「では、流している情報はどこで拾われるのでしょうか?」
- ◎2回目以降からはIDやパスを入力しなくても、自動でログイン
- →PCからの情報を拾ってます。
- ◎何回目の訪問ですねというメッセージ
- →PCからの情報を拾ってます。
- ◎メールフォームでメールを送る際にIPアドレスの表記がされている
- →PCからの情報を拾ってます。
そう考えると、PC情報が拾われるのは、サイト訪問をした時ということになりますね。
企業ページも個人ページも同じように情報を受け取ることが出来ます。
通常、この情報はユーザビリティUP=訪問者の利用が便利でわかりやすいものになるようにする為の材料にしています。
サイト管理をしている人は、この情報とにらめっこしながら、あーでもないこーでもないとサイト作成をしているわけです。
サイト運営をしていなければ「ふーん」という事になるかと思いますが、こんな情報を流しているんだという事を知っていればネットを回っている最中も気がつくことは倍になると思います。
ひとこと
たまに、あなたのブラウザは○○ですねとかIPアドレスが表示されたりするサイトがありますが、あなたのPCに入り込んで情報を盗んでいるのではないので、安心をして下さいね。ほとんどの場合、PCが流している情報を受け取って表示しているだけですよ。