「クッキーって何よ?」
そんな問いに、いつも食べ物の事で頭がいっぱいの管理人は、
管理人「いろいろ種類があるんだけど」
友人「ふむふむ」
管理人「最近はあまり買ってないんだけど」
友人「クッキー買ってるの?」
管理人「もらえば、もちろんタダだけど」
友人「だよね〜」
管理人「何で?」
友人「ファイル調べたら、すごくいっぱいあったから」
管理人「ファイル?」
友人「うん。テンポラリーファイル」
管理人「そっちの話かい」
いきなりクッキーと言われても、ピンとこないですよね。まして、cookieのことを知らなければ上の会話さえも「何のこと???」となるかもしれません。
まずはcookieって何かを説明していきましょう。
cookieとは
サイト訪問をした際に、コンテンツのデータと一緒に送られてくる簡単な情報のこと。
なんだかピンと来ませんよね。
例えば、リアル世界で反映させるとこんな感じです。
***
あなた「ノミでもわかるインターネットを見に来てあげましたよ」
管理人「どもども!じゃあ、これ訪問者カードね。次来る時に持ってきてね」
あなた「また来たよ」
管理人「こんにちは!おっ、2回目の訪問ですね〜ありがと!」
***
上のようなことが可能になります。
クッキーというのは訪問記録などの情報を記録してある、会員カードのような働きをしています。中には、クッキーを持った状態で訪問すると「○回目の訪問」と表示されるサイトもあります。
「なんでcookieを貰ったからって、○回目の訪問ってわかるの?」
って思った人〜、するどい!
訪問者カードを配っても、そこに名前や最初の訪問日などの情報が書かれていなければ、○回目の訪問かなんて分かりませんよね。そこで問題になるのが『cookieにはどんな情報が保存されているか』なんですけど、どんな事ができるかを見た方がわかりやすいかな?
cookie活用法
- ユーザーページへのログイン・掲示板書き込みなどのデータを保存
→2回目以降、IDやメールアドレス・URLなどの情報を入力しなくても良い
- ネットショッピングで一括して買い物が可能
→ページを飛んでもクッキーが買い物かごに入れた商品の役割をはたしてくれるので、レジでの一括清算が可能
- ユーザーの趣向などの調査
→ユーザーの関心のある広告の表示でレスポンスUP
→サイト内の移動状況を把握・サイトのユーザビリティ向上
3.は、ちょっと気になりますね〜。いろんな所で自分の趣味がバレてしまう?
いえいえ、そんな事はありません。cookieは、配布したサイトでないと基本的に読み取ることが出来ません。つまり、自分のパソコンの中にcookieがあるからといって、たまたま訪問した悪意のあるサイトが存在したとしても、勝手に他で配布されているcookieを読み取ることはできないということです。心配しすぎる事はないということですね。
あっ、そうそう、アフィリエイトを始めようと思っている方はASPの説明をよく読んでみてくださいね。というのも、個人個人にASPより配布される広告ID番号は、それを認識する為にクッキーの技術を使ってます。cookieをオフにしていると利用できません。
あと、ユーザーログインでは、クッキーオフにしていると入れない所がほとんどなので、面倒なのでcookieをOFFの設定にはしていません。
cookieって増えるばっかり
というわけでもないんです。cookieは有効期限を決めることができるので有効期限が切れれば、削除されます。
cookieを削除したことのない方もいるでしょう。どれ位たまっているか気になりますよね。でもcookieの保存個数は300までと決められているので、倒れるほどではないと思います。また、1つのWWWサーバーからは20個までしか送られてきません。
じゃあ、容量は?パソコンを圧迫してるんでは?
回答:心配ありません。cookieの1つの大きさは4kbと決められています。
管理人:圧迫ならcookieではなくてインターネット一時ファイルの方が・・・。
話がズレそうなので、強制的に戻しましょう。
cookieの設定
ブラウザで拒否・削除ができます。
デメリット:ログインできなくなるサイトが出てくる(ログインの必要なサイト)
<Mozilla>
[削除] ツール→オプション→プライバシー→cookie→クリア
[拒否] ツール→オプション→プライバシー→cookie→プラスボタンをクリック→cookieを有効にするのチェックボタンをはずす
<Imternet Explorer>
[削除] ツール→インターネットオプション→全般タブクリック→インターネット一時ファイル→cookieの削除
[拒否] ツール→インターネットオプション→プライバシータブクリック→cookieの受け入れに関する設定ができます。
結論
怪しげなサイトに行くのはやめましょう。cookieを拒否にしてても、どうにもなりませんから。自分でcookieの管理について考えてみましょう。